2010年 02月 10日
伝統工法『土壁』へのこだわり

▲伝統工法の一つ『土壁』も中野建築の主軸です。(写真クリックで大きくなります)
徳島県阿波市阿波町で一般住宅・店舗設計・施工等を手がける
中野建築です。
私たち中野建築では、現在一般住宅の主流となっている2×4工法も
施主様のご要望を受け、しっかりとフォローしております。
ただ、熟練の大工・棟梁たちを擁する中野建築は、
伝統的な和風建築に、昔からこだわり、本来はこれを基軸としております。
日本の風土に、最も適した建築・工法であると信じているからです。
たとえば、土壁もその一つです。
今回は、私たちが手がける伝統工法『土壁』をご紹介します。
『土壁』は、塗壁、左官壁、日本壁など様々な呼ばれ方をしていますが、
主に竹で組んだ木舞(こまい)と呼ばれる格子状の枠を造り、
そこに粘土とワラを混ぜた荒壁土を塗り、
その上に特別な土を塗り重ねて仕上げた壁のことで、
どの名称も同じ意味合いで使われています。
昔から『土壁』は、吸湿・排湿性に優れ、室内の湿度や温度を安定させ、
夏は涼しく、冬は暖かいと言われています。
四季があり、高温多湿、乾燥しやすい日本の気候風土に
最も適した内・外装壁の一つとして、高い評価を得ています。
中野建築では、こうした伝統工法にも、しっかりとこだわり、
施主様の快適な暮らしのお手伝いをしたいと願っています。

▲木造軸組構法(もくぞうじくぐみこうほう)も中野建築は得意です。(写真クリックで大きくなります)
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当カテゴリー『中野建築について』では、
今後、棟梁・中野利一をはじめ、大工(社員)、建築への思いほか、
中野建築の内側をしっかりとご紹介してまいります。
有限会社 中野建築
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by nakano-arc | 2010-02-10 10:52 | 中野建築について